アイスランド航空は2023年4月6日、エアバスA321LR型機とA321XLR型機を導入する方針であることを明らかにしました。2025年からA321LRをリースで4機、2029年からA321XLRを13機(追加12機の購入権付)導入します。世界でも数少ないボーイング757型機を主力機として運航するアイスランド航空は、今回の導入に合わせて757を退役させる方針であることを表明しています。
同社は現在、機齢平均26年の757-200型19機、機齢平均22年の757-300型2機を運航中。新たに導入するA321LR、A321XLRの座席数は約190席程度になる模様で、757-200の183席を上回ります。これにより、エアバス機の導入で757全機の置き換えが完了するとしています。
保有する757は、通常塗装やオーロラを描いた特別塗装機のほかに、チャーター便用途に運航される機体もあります。これらは日本へも度々立ち寄る、世界一周チャーターに使用されており、雑誌「ナショナル・ジオグラフィック」や、旅行会社「Abercrombie & Kent」のペイントが施されています。