失明の防止を目的に「空飛ぶ眼科」の活動を続ける国際的な非政府NPO団体オービス・インターナショナル。同団体が所有するMD-10型機「機体記号:N330AU」が、2023年4月21日(金)から25日(火)にかけて関西国際空港へ飛来します。今回の運航は医療関係者や協賛企業、報道陣への公開を目的とした日本ツアーが予定されており、一般公開はありません。同機は2019年8月に成田空港へ立ち寄りのために飛来しています。
2016年から運航している「N330AU」は、フェデックス・エクスプレスから寄附された3世代目の機体。「N301FE」として運航されており、DC-10からグラスコクピット化などでMD-10へ改修されています。「空飛ぶ眼科」の初代はDC-8型機「N220RB」、2代目はDC-10型機「N220AU」です。機内には手術にも対応する最新設備が搭載され、「小さな病院」として機能します。