4年ぶりに開催された岩国基地フレンドシップ・デー2023や、G7外相サミットなど、航空ファンを楽しませてくれる旅客機や貨物機、軍用機が今週も数多く飛来しました。直近の2023年4月15日〜20日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
4月16日・羽田空港
ルフトハンザドイツ航空 ボーイング747-8型機 「機体記号:D-ABYA」
G7外相サミット(16日〜18日)のために、イギリス政府専用機やドイツ政府専用機の飛来で、盛り上がったこの日。同社の定期便でも「新塗装」が施されたジャンボが飛来しました。
4月17日・小牧基地 (県営名古屋空港)
航空自衛隊 第2航空団 T-4型機 「機体記号:96-5624」
2022年12月から使用開始した、新しい“ヒグマ&羽”モチーフの部隊マークを尾翼につけたT-4練習機。小牧基地への飛来は珍しく、訓練関連で飛来したものと思われます。
4月17日・中部国際空港
エバー航空 エアバスA321-200型機 「機体記号:B-16207」
チャーター便として、17日から20日にかけて連日飛来した「ハローキティジェット なかよしジェット」。定期便の再開も期待したいです。
4月18日・関西国際空港
プロジェクト・オービス マクドネル・ダグラス MD-10-30F型機 「機体記号:N330AU」
「空飛ぶ眼科」として活動する国際的な非政府NPO団体“オービス・インターナショナル”の希少3発機が関空初飛来。機内には手術台も完備されているとか。関係者などへの公開のため、来日しました。
4月18日・羽田空港
ルフトハンザドイツ航空 ボーイング747-8型機 「機体記号:D-ABYT」
同社のレトロカラーが施されたジャンボが飛来。大きな機体に映えるシックな雰囲気がお似合いです。
4月18日・福岡空港
スクート エアバスA321neo型機 「機体記号:9V-NCE」
シンガポールから韓国・済州島へ向かっていた同機は、済州空港強風のため着陸できず、18日早朝に福岡空港へダイバート。翌19日に済州に向けて出発しました。同社の小型機が日本へ飛来することは珍しく、思わぬ珍客となりました。
4月19日・中部国際空港
日本航空(JAL) ボーイング787-9型機 「機体記号:JA861J」
国際線機材ボーイング777-300ERが投入される羽田/中部線のJL209便。今後もいくつかの日程で787へ機材変更されており、この日はワンワールド塗装機が飛来しました。
4月19日・小松空港
カーゴルクス ボーイング747-8F型機 「機体記号:LX-VCF」
小松線はこれまで週1便運航でしたが、夏ダイヤから週3便へ増便。マスク塗装機が飛来しました。
■ 番外編
4月15日・岩国空港
全日本空輸(ANA) ボーイング737-800型機 「機体記号:JA89AN」
岩国基地フレンドシップ・デー2023にて、岩国基地内から撮影。こういった基地開放ならではの写真が撮影できるのも、イベントの楽しみなところです。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?