オーストリア航空、787導入で元ラウダの777と767は引退へ

オーストリア航空、787導入で元ラウダの777と767は引退へ

ニュース画像 1枚目:スワンナプーム国際空港 2023年1月14日撮影 OE-LPE ボーイング777-2Q8/ER オーストリア航空
© FlyTeam sky-spotterさん
スワンナプーム国際空港 2023年1月14日撮影 OE-LPE ボーイング777-2Q8/ER オーストリア航空

オーストリア航空は2023年4月19日、ボーイング787-9型機の導入を発表しました。2024年初頭から順次導入を進め、2028年までに全10機を受領する予定です。これに伴い、現在6機を運航するボーイング777-200ER型機と、3機を運航するボーイング767-300ER型機をすべて置き換えます。777の3機は、以前存在したラウダ航空が1997年から運航していた機材。767の3機は全て1998年からラウダ航空で使用されていた機体となり、経年化が進んでいます。

ニュース画像 1枚目:スワンナプーム国際空港 2023年1月15日撮影 OE-LAY ボーイング767-3Z9/ER オーストリア航空
© FlyTeam sky-spotterさん
スワンナプーム国際空港 2023年1月15日撮影 OE-LAY ボーイング767-3Z9/ER オーストリア航空

オーストリアのラウダ航空は、F1王者であった故ニキ・ラウダ氏が1979年に創業、2013年まで運航していました。オーストリア航空に次ぐ規模で、日本各地へもチャーター便でたびたび飛来。運航停止後、機材はオーストリア航空へ移管されています。

ニュース画像 2枚目:仙台空港 2004年8月31日撮影 OE-LPC ボーイング777-2Z9/ER ラウダ航空
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仙台空港 2004年8月31日撮影 OE-LPC ボーイング777-2Z9/ER ラウダ航空
ニュース画像 3枚目:トロント・ピアソン国際空港 2007年1月20日撮影 OE-LAT ボーイング767-31A/ER ラウダ航空
© FlyTeam CreamCatさん
トロント・ピアソン国際空港 2007年1月20日撮影 OE-LAT ボーイング767-31A/ER ラウダ航空
■オーストリア航空保有のボーイング777-200ER型機・767-300ER型機
機体記号型式番号運用期間状況
OE-LPA777-2Z9/ER1997/09 〜 運用中 (元ラウダ航空)
OE-LPB777-2Z9/ER1998/09 〜 運用中 (元ラウダ航空)
OE-LPC777-2Z9/ER2002/03 〜 運用中 (元ラウダ航空)
OE-LPD777-2B8/ER2007/01 〜 運用中
OE-LPE777-2Q8/ER1998/06 〜 運用中 (元アエロフロート/ベトナム航空)
OE-LPF777-2Q8/ER2001/11 〜 運用中 (元ヴァリグ/アエロメヒコ)
OE-LAE767-3Z9/ER2000/11 〜 運用中 (元ラウダ航空)
OE-LAY767-3Z9/ER1998/12 〜 運用中 (元ラウダ航空)
OE-LAZ767-3Z9/ER1999/08 〜 運用中 (元ラウダ航空)
OE-LAT767-31A/ER1991/10 〜 2021/01抹消 (元マーティン/ラウダ航空)
OE-LAW767-3Z9/ER1992/08 〜 2021/11抹消 (元ラウダ航空)
OE-LAX767-3Z9/ER1992/12 〜 2021/04抹消 (元ラウダ航空)
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