フィンエアーは2023年4月21日、日本への就航40周年の記念式典を成田空港で行いました。ムーミンも駆けつけ、くす玉開披や、ムーミン特別塗装機が充当された同日のAY074便 成田/ヘルシンキ線搭乗客への記念品配布などを実施し、式典を盛り上げました。
日本への就航は1983年4月23日。当時、日本と欧州は経由便が主流であったなか、同社は世界で初めて北極点上空を経て、成田まで運航するノンストップ便をマクドネル・ダグラス DC-10-30型機で就航させました。以来、2019年には新千歳・成田・中部・関西・福岡の5都市から週34便を運航するまでの規模に成長。現在は羽田・成田・関西の3都市へ週14便を運航中ですが、同社の創立100周年でもある2023年には、中部線の再開を皮切りに、さらなる増便も検討中としています。
日本路線の運航機材は、DC-10-30に始まり、マクドネル・ダグラス MD-11型機、エアバスA330-300型機、エアバスA340-300型機を経て、現在は全路線がエアバスA350-900型機で運航されています。17機を保有するA350には、「ムーミン」「マリメッコ」「創立100周年」「ワンワールド」の特別塗装機が存在しており、どの塗装機が飛来するのかが楽しみとなっています。
マリメッコに代表される北欧ブランドファンや、サウナ発祥の地を巡るサウナーから注目を集めるフィンランド。日本から一番近いヨーロッパの地位を再び確立し、日本とフィンランドをつなぐ架け橋として、同社は引き続き欧州系エアラインの中で最大規模を誇るネットワークを構築していくとしています。
■ 過去の投入機材■ フィンエアー 東京(羽田)/ヘルシンキ 時刻表
AY062便 東京(羽田) 21:50 / ヘルシンキ 04:40[翌日] (毎日)
AY061便 ヘルシンキ 18:30 / 東京(羽田) 13:50[翌日] (毎日)
■ フィンエアー 東京(成田)/ヘルシンキ 時刻表
AY074便 東京(成田) 23:05 / ヘルシンキ 05:55[翌日] (火・水・金・日)
AY073便 ヘルシンキ 17:45 / 東京(成田) 13:05[翌日] (月・火・木・土)
■ フィンエアー 大阪(関西)/ヘルシンキ 時刻表
AY068便 大阪(関西) 22:25 / ヘルシンキ 05:30[翌日] (月・木・土)
AY067便 ヘルシンキ 17:45 / 大阪(関西) 12:35[翌日] (金・日)
AY067便 ヘルシンキ 18:10 / 大阪(関西) 13:00[翌日] (水)