ANAホールディングスは2023年4月24日、三菱航空機へ15機発注していたスペースジェットを全てキャンセルとしたことを発表しました。三菱航空機の親会社である三菱重工が2月に開発中止を発表したことを受けたもの。
また、三菱重工は4月25日、三菱航空機の社名を「MSJ資産管理株式会社」へと変更することを明らかにしました。その名の通り、MSJ (Mitsubishi Space Jet)の機体など、資産を管理(処分)する目的とみられます。スペースジェットの試験機「機体記号:JA21MJ」「JA22MJ」「JA24MJ」「JA26MJ」の4機は、“航空の用に供さないため”として抹消登録を3月6日付で行なっています。