グアムを襲った台風2号、空港再開は最速で5月30日

グアムを襲った台風2号、空港再開は最速で5月30日

ニュース画像 1枚目:台風2号(マーワー) 進路予測 アメリカ海軍発表
© U.S. Navy Website - Naval Meteorology and Oceanography Command
台風2号(マーワー) 進路予測 アメリカ海軍発表

2023年5月24日に、猛烈な台風2号(国際名 マーワー/スーパー台風)が直撃したグアム島では、建物の損壊や浸水など多くの被害が発生しています。空の玄関口、アントニオ・B・ウォン・パット国際空港でも、ターミナルの全フロアが浸水し、建物にも被害が出ています。これによりターミナルは閉鎖され、全ての旅客便の運航が停止されいます。現在、復旧作業が進められており、空港の発表では早くて5月30日(火)から運用を再開したいとしています。

滑走路や誘導路への被害は少なく、航空機の離着陸は可能。そのため、現在は人道的および必要不可欠な貨物便のみ受け入れています。28日には、ユナイテッド航空のボーイング777-300ER型機が貨物便としてサンフランシスコから飛来する予定のほか、島しょ間の貨物輸送便などごく少数が運航されています。

日本とグアムを結ぶユナイテッド航空でも、成田・名古屋(中部)・大阪(関西)・福岡線が運休中。韓国とグアムを結ぶ、大韓航空・ジンエアー・チェジュ航空・ティーウェイ航空も運休が続いています。各社該当期間の利用者などを対象に、航空券の予約変更を無料とするなど、特別対応を行っています。

北マリアナ諸島のサイパン島などでも被害が発生しましたが、空港運用に影響は出ていません。

ニュース画像 1枚目:グアム・アントニオ・B・ウォン・パット国際空港
© FlyTeam ニュース
グアム・アントニオ・B・ウォン・パット国際空港
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