SUBARU(スバル)の航空宇宙カンパニーは2023年5月26日、ボーイング787型機向けなどの中央翼が製造累計3,000機目となったことを発表しました。同社では、2007年1月から787中央翼などの製造を開始していました。
愛知県半田市の同社半田工場では、1993年7月から777用中央翼の製造および出荷を開始。その後、中央翼製造工場として787、777X、P-1哨戒機、C-2輸送機の専用製造ラインを設けています。ほかにも、陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH-1J」「UH-2」、海上自衛隊や航空自衛隊の初等練習機「T-5」や「T-7」の製造や、777Xでは中央翼以外にも主脚格納部組立結合、主脚扉、前部翼胴フェアリング、翼々結合部などの製造も担当しています。
※配信後、一部文言を訂正しました。