アメリカ空軍・陸軍・海軍・海兵隊から成る統合軍“アメリカインド太平洋軍”は2023年5月30日、南シナ海上空で中国軍の戦闘機が「不必要に攻撃的な飛行を行った」と発表し、その動画を公開しました。アメリカ空軍のRC-135偵察機は、5月26日に国際空域の南シナ海上空での日常的な偵察任務中、右手後方から中国人民解放軍 空軍の殲-16(J-16)戦闘爆撃機が接近。その後、RC-135の機首正面を横切るように旋回しました。この妨害飛行により、RC-135はJ-16によって引き起こされた後方乱気流に巻き込まれ、コックピット内で揺れが発生している様子も記録されています。
この妨害飛行について“アメリカインド太平洋軍”は、「不必要に攻撃的な飛行」だと非難する声明を発表しました。
#USINDOPACOM Statement on #PRC Unprofessional Intercept: "We expect all countries in the Indo-Pacific region to use international airspace safely and in accordance with international law."
— U.S. Indo-Pacific Command (@INDOPACOM) May 30, 2023
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