さすが王様!2年後運航予定 サウジの新興「リヤド・エア」、早くも実機を公開

さすが王様!2年後運航予定 サウジの新興「リヤド・エア」、早くも実機を公開

ニュース画像 1枚目:「リヤド・エア」の塗装が施されたボーイング787-9型機
© Riyadh Air
「リヤド・エア」の塗装が施されたボーイング787-9型機

2023年3月12日に設立が発表されたサウジアラビアの「リヤド・エア」は、6月4日に同社の塗装を施したボーイング787-9型機を公開しました。3月に同機を72機(うちオプション33機)数十億ドル規模の契約を済ませていますが、早くも約3か月で実機が登場しました。機体には、ボーイング社のテスト機へ付与される「機体記号:N8572C」が見えますが、宣伝用に一時的に用意された機体か、同社向けの機体かは明らかになっていません。

ニュース画像 1枚目:「リヤド・エア」の塗装が施されたボーイング787-9型機
© Riyadh Air
「リヤド・エア」の塗装が施されたボーイング787-9型機

機体左側(ポートサイド)には、大きく英字で「Riyadh Air」と描かれているのに対し、機体右側(スターボードサイド)には、大きくアラビア語で社名が描かれています。同社によると、この機体の他にも“もう1種類”の塗装を用意しているとのことで、近々2種類目の塗装も発表されます。

ニュース画像 2枚目:「リヤド・エア」の塗装が施されたボーイング787-9型機
© Riyadh Air
「リヤド・エア」の塗装が施されたボーイング787-9型機

「リヤド・エア」は、サウジアラビア皇太子が会長を務める政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」が100%出資して設立された同国第2の国営航空会社。首都リヤドを拠点とし、2025年に運航を開始し、2030年までには世界100都市以上への就航を目指します。また、リヤドでは世界最大級の空港となる6本の滑走路を有する「キング・サルマン国際空港」の建設が進められており、同社の計画を後押しします。

ニュース画像 3枚目:「リヤド・エア」の塗装が施されたボーイング787-9型機
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「リヤド・エア」の塗装が施されたボーイング787-9型機
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