航空機登録 2023年6月動向 スカイマークが737MAXを予約登録

国土交通省航空局によると、2023年6月の日本国籍の航空機登録は、新規登録3機、抹消登録5機、予約登録15機です。

主な旅客機の動きは、スターフライヤーが同社初のエアバスA320neo型機「機体記号：JA28MC」を、ピーチがA320neo「JA212P」を新規登録。スカイマークが合計12機のボーイング737MAXを予約登録しています。

■2023年6月 新規登録機
6月15日にスターフライヤーが登録した同社のA320neo初号機「JA28MC」。6月26日に北九州空港に到着し、7月4日から運航を開始しています。機体後方のWi-Fiアンテナや、CFMインターナショナル製「LEAP-1A」エンジンが特徴的です。

© FlyTeam FT51ANさん

スターフライヤー初のA320neo「JA28MC」

■2023年6月 抹消登録機
福岡市消防局のユーロコプターAS365N3型ヘリコプター「JA08FC」(愛称「ゆりかもめ」)が抹消。この他、法人所有のピラタスPC-24型機「JA20DW」が抹消され、サンマリノへと国籍変更されました。

© FlyTeam jun☆さん

名古屋飛行場 2022年12月8日撮影 JA20DW ピラタス PC-24 日本法人所有

抹消機のうち、1機がドイツへ、2機がオーストラリアへ売却されています。

■2023年6月 予約登録機
スカイマークが2025年度から導入することを発表している737MAX。今回予約登録されたのは、オプション・リース契約を含めた全12機です。内訳は、「737-8-MAX」が9機(うちオプション1機)、長胴型の「737-10-MAX」が3機(うちオプション1機)となっており、「737-8-MAX」の初号機は、早ければ2025年5月末頃には納入される予定です。オプション2機分は暫定登録となっているとみられます。