【2023年 自衛隊】主要航空機保有数、F-35 6機増！新たにKC-46A・グローバルホーク配備

防衛省は2023年7月28日、令和5(2023)年版の「防衛白書」を公開しました。その中で、自衛隊の主要航空機保有数が発表されています。国有財産台帳記載の自衛隊機は、2023年3月31日時点で、陸上自衛隊に323機、海上自衛隊に169機、航空自衛隊に439機、合計931機です。前年より、7機増加しました。

航空自衛隊は、全体で11機増えています。増加はF-35AライトニングII戦闘機が6機、C-2輸送機が2機、KC-46A空中給油・輸送機が2機、RQ-4Bグローバルホーク大型無人偵察機が2機でした。減少は、C-1輸送機が1機です。最新鋭のステルス戦闘機が前年と同数増加。KC-46AとRQ-4Bの導入が新たにスタートしています。

© FlyTeam CYGNUS_20-1101さん

米子空港 2021年12月6日撮影 14-3611 ボーイング KC-46A (767-2C) 航空自衛隊

陸上自衛隊は、UH-2多用途ヘリコプターの量産が進み6機導入され計7機に。V-22オスプレイも前年度の9機から13機へ増加しました。一方、減少はAH-1Sコブラ対戦車ヘリコプターが4機、UH-1J多用途ヘリコプターが3機と全体で7機の減少です。

海上自衛隊は、P-1哨戒機とUS-2救難飛行艇がそれぞれ1機増加、P-3C哨戒機が5機減少と哨戒機の更新が着実に進んでいます。回転翼でも、SH-60Jが2機減、SH-60Kが2機増と、更新が進められています。

© FlyTeam md11jbirdさん

新明和甲南工場 2022年5月16日撮影 9908 新明和工業 US-2 海上自衛隊

陸・海・空の各自衛隊別、機種別の機数は以下の通りです。