防衛省・自衛隊は2023年8月下旬から9月中旬まで、オーストラリア空軍のボーイングP-8Aポセイドン哨戒・偵察機2機が、アメリカ空軍の嘉手納基地(沖縄県)へ展開することを明らかにしました。
国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、国連軍地位協定に基づき、在日米軍嘉手納飛行場を使用して、航空機による警戒監視活動を行います。こうしたオーストラリア軍の嘉手納基地を拠点とした警戒監視活動は、2018年以降12回目です。
P-8Aポセイドンは、旅客機であるボーイング737-800型機をベースとした哨戒・偵察機。オーストラリア空軍では、12機を運用しています。