宮崎・新田原基地、垂直離着陸のF-35B飛行隊を新設へ 7機取得

宮崎・新田原基地、垂直離着陸のF-35B飛行隊を新設へ 7機取得

ニュース画像 1枚目:岩国空港 2023年8月17日撮影 169167 ロッキード・マーティン F-35B ライトニングII アメリカ海兵隊
© FlyTeam hanatomo735さん
岩国空港 2023年8月17日撮影 169167 ロッキード・マーティン F-35B ライトニングII アメリカ海兵隊

防衛省は、2023年8月31日に決定した「令和6年度概算要求の概要」の中で、「臨時F-35B飛行隊(仮称)」を、航空自衛隊新田原基地(宮崎県児湯郡)に新設することを明らかにしました。

報道によると、飛行隊を新設するのは2024年度末とのことです。電子防護能力にすぐれ、短距離離陸・垂直着陸が可能なF-35Bを7機取得し、戦闘機運用の柔軟性を向上すると発表しています。

F-35BライトニングII戦闘機は、短距離/垂直離着陸が可能な第5世代戦闘機です。日本ではアメリカ海兵隊が岩国航空基地(山口県岩国市)に配備しています。滑走路のない艦艇でも発着できるのが特徴で、防衛省は海上自衛隊の護衛艦「いずも」や「かが」で運用する計画を示していました。

新田原基地に飛行隊を新設することについては、「かが」が配備されている広島県の海上自衛隊呉基地や、艦載発着訓練を行う予定の馬毛島(鹿児島県)に比較的近いことを理由に挙げているとしています。

ニュース画像 1枚目:岩国空港 2023年8月27日撮影  ロッキード・マーティン F-35B ライトニングII アメリカ海兵隊
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岩国空港 2023年8月27日撮影 ロッキード・マーティン F-35B ライトニングII アメリカ海兵隊
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