ビーマン・バングラデシュ航空は2023年9月2日から、成田/ダッカ線直行便の運航を開始しました。日本とバングラデシュを結ぶ路線は、2006年10月までバンコク経由で運航されていましたが、同日より約17年ぶりに再就航。直行便による定期便就航は、初めてです。
使用される機材は、ビジネスクラス24席、エコノミークラス247席仕様のボーイング787-8型機。初便は、「機体記号:S2-AJV」が投入されました。飛行時間は往復ともに約6時間30分です。成田空港では、第1ターミナル北ウィングを使用します。
初便のBG376便は、9月1日23時45分にダッカ国際空港を離陸し、2日9時5分に成田空港に到着。ダッカ出発前には、バングラデシュ首相や国務大臣、日本の駐バングラデシュ特命全権大使などが出席し、出発前式典が行われました。同社によると、ネパールのカトマンズ、インドのデリー、コルカタなどの都市と乗り継ぐことができるとしています。
同社の成田線には、1990年から1997年ごろまでマクドネル・ダグラスDC-10型機を投入。その後、2006年の運休までエアバスA310型機が使用されていました。運休期間中の2020年4月と5月には、ボーイング777-300ER型機や787-8、787-9が新型コロナウイルス感染拡大による両国民の帰国のため、チャーター便で飛来していました。
■ ビーマン・バングラデシュ航空 東京(成田)/ダッカ 時刻表
BG377便 東京(成田) 11:00 / ダッカ 15:00 (火・木・土)
BG376便 ダッカ 23:45 / 東京(成田) 09:15[翌日] (月・水・金)