LOTポーランド航空は2026年から2030年にかけて、成田線にも投入されているボーイング787-8型機の内装を一新します。客室全体のデザインは、日本航空(JAL)やブリティッシュ・エアウェイズなどを手がけた英国Tangerine社が監修。座席は、全クラスRECARO(レカロ)社が供給します。
レカロCL6720モデルのビジネスクラスは、現在の2-2-2配列から全席が通路に面する1-2-1配列へ変更。ドアも設置され、個室タイプの座席です。4K解像度17.3インチのモニターや、ワイヤレス充電器も設置されます。
プレミアムエコノミークラスは、レカロPL3530モデルで2-3-2配列。エコノミークラスは、レカロCL3810モデルで3-3-3配列です。いずれも、13.3インチのモニターでBluetooth接続により、自身のヘッドホンで機内エンターテイメントを楽しむことができます。エコノミークラスの座席は、ポーランド西部シフィエボジンにあるレカロ工場で製造されます。
今後、同社が保有する8機の787-8を順次、改修。787-8または787-9で運航中の、成田/ワルシャワ線にも2026年以降、投入されるとみられます。