北海道エアシステム(HAC)の4機目となるATR42-600型機「機体記号:JA14HC」が、2023年10月7日に日本へ到着しました。
ATR社が試験飛行用などに使用する機体記号「F-WNUA」として、9月30日にフランス・トゥールーズを出発。ギリシャ・イラクリオン、エジプト・カイロ、アラブ首長国連邦・アブダビ、インド・ハイデラバード、タイ・バンコク、台湾・台北を経由し、10月7日に鹿児島空港に飛来しています。今後、鹿児島空港内の日本エアコミューター(JAC)整備施設で受け入れ整備などを行い、札幌・丘珠空港へ飛行するとみられます。
HACはATR42-600型機を3機運航中。1998年から2021年まで、サーブ340B型3機体制でしたが、すでに全機をATRへ更新しました。サーブ3機体制を上回る4機目のATRで、10月29日(日)の冬ダイヤから札幌(丘珠)/中標津線、秋田線に新規就航を予定しています。