アラスカ航空は2023年9月30日をもって、エアバス機の運航をすべて終了し、ボーイング737型機およびエンブラエルERJ175型機への統一を完了しました。
同社は創業以来、ボーイング機に統一して運航していましたが、2016年にヴァージン・アメリカを買収後、ヴァージン・アメリカが保有していたエアバスA319、A320のエアバス機を運航開始。2017年から導入を開始した10機のA321neoが、最後までアラスカ航空のフリートに残りましたが、最終的にアラスカ航空はボーイングへの統一を行いました。
10機のうち「機体記号:N926VA & N927VA」は、最後まで特別塗装機「More to Love」として活躍。退役後、全機がグリーンズボロ、サンアントニオ、オークランドの3空港へフェリーされています。
最終便は、9月30日のシアトル発ロサンゼルス行きAS1126便。同社にとってA321neo初号機である「N921VA」が使用され、約5年半の短い活躍を終えました。