新型ビジネスジェット「ホンダジェット・エシュロン」発表！米大陸横断が可能に

Hondaの航空機事業子会社の「ホンダ・エアクラフト・カンパニー (HACI)」は2023年10月17日、6月に製品化を発表した新型小型ビジネスジェット機の詳細を発表しました。

新型の名称は「HondaJet Echelon (ホンダジェット・エシュロン)」。現在販売中のホンダジェット(HondaJet Elite II) は、“ベリーライトジェット”と定義されるサイズで、ホンダジェット・エシュロンは、1クラス上の“ライトジェット”サイズです。航続距離は1,432ノーティカルマイル(2,661km)から2,625ノーティカルマイル(約4,862km)へ大幅に伸びることにより、アメリカ大陸横断(例、ニューヨーク/ロサンゼルス間)が可能に。最大巡航速度も422ノット(約782km/h)から450ノット(約833km/h)へ向上するほか、従来のホンダジェットでは8名(乗員含む)である定員を11名まで増やすことができます。

今後、2024年半ばから初号機製造を開始。2026年に初飛行、2028年にアメリカ連邦航空局(FAA)からの型式証明取得に向けて開発を進めます。

この発表は、19日までアメリカ・ラスベガスで開催中のビジネス航空機ショー「2023 ビジネス・アビエーション・コンベンション・アンド・エキシビション初日に行われ、会場では従来のホンダジェット(HondaJet Elite II)と共に、「HondaJet Echelon (ホンダジェット・エシュロン)」をモックアップを展示しています。