日本航空(JAL)は2023年10月19日、新フラッグシップとなる最新鋭エアバスA350-1000型初号機「機体記号:JA01WJ (現在はフランス籍 F-WZFM)」の、ロールアウト写真を公開しました。
ロールアウトとは、機体の組み立てが完了し工場内から初めて外に出てくること。フランス・トゥールーズのエアバス工場でロールアウトし、このあと飛行試験などを重ねてJALへデリバリーされます。
JALはこの新フラッグシップを、年内に羽田/ニューヨーク(JFK)線で就航させます。10月2日には、初めて各席に扉を設置し個室タイプとしたビジネスクラスなど、注目を集めていた機内仕様も公開。ファーストクラス6席、ビジネスクラス54席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス155席、計239席の仕様です。
現在のフラッグシップ、ボーイング777-300ER型機に変わるものとして、A350-1000を13機発注済み。機体記号は、オプション権行使も想定して「JA01WJ〜JA30WJ」までの30機分が予約登録されています。