千葉県柏市の海上自衛隊・下総航空基地では、華麗な練習機による飛行展示や、水陸両用のUS-2救難機などの地上展示が行われました。復活した緑色のボンバルディアやオレンジA380の路線投入など、話題の多かった直近の2023年10月20日〜26日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
10月21日・成田空港
全日本空輸(ANA) エアバスA380-800型機 「機体記号：JA383A」
20日から就航したオレンジのフライングホヌ3号機が、ホノルルから飛来しました。今後、成田/ホノルル線で1日2往復がA380による運航になります。
10月21日・高知空港
全日本空輸(ANA) ボーイング767-300ER型機 「機体記号：JA616A」
就航最終日となった特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと -壱-」。この日、長崎空港・高知空港・岡山空港への運航をもって、約1年9か月の活躍を終えました。
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10月21日・下総航空基地
海上自衛隊 T-5練習機 「機体記号：6363」
海上自衛隊 P-3C哨戒機「機体記号：5077」
海上自衛隊 US-2救難機「機体記号：9901」
千葉県柏市の下総航空基地で「開設64周年記念行事(基地一般開放)」が行われました。練習機による飛行展示や、US-2救難機の地上展示などが行われ多くの来場者で賑わいました。
10月21日・羽田空港
カタール航空 ボーイング777-300ER型機 「機体記号：A7-BEL」
F1オフィシャルエアラインを務めるカタール航空の、特別塗装機「Formula 1 (フォーミュラ 1)」が飛来しました。8月3日から運航を開始し、8月17日以来2回目の飛来となりました。
10月22日・帯広空港
北海道エアシステム(HAC) ATR42-600型機 「機体記号：JA14HC」
10月7日に鹿児島へ到着し、就航に向けた準備を進めていたHACの4機目となるATR42-600が就航しました。冬ダイヤ初日からは、中標津空港と秋田空港にも新規就航します。
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10月23日・羽田空港
クウェート政府 ガルフストリームG650型機 「機体記号：9K-GGC」
中東のクウェート政府が所有するガルフストリームが22日夜、羽田に飛来。26日まで駐機され、バンコクへ出発しました。政府専用機と同じカラーリングでした。同政府は他に、ボーイング747-8VIP仕様機や、エアバスA340-500VIP仕様機を保有しています。
10月23日・伊丹空港
ANAウィングス ボンバルディアDHC8-Q400型機 「機体記号：JA461A」
同日から、ANAの特別塗装機「ANA Future Promise Prop」が就航しました。緑色のボンバルディア機が運航されるのは、2018年3月以来約4年半ぶりです。
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10月24日・福岡空港
スターラックス航空 エアバスA330-900neo型機 「機体記号：B-58302」
9月29日から運航を開始し、10月31日まで期間限定運航されることを発表している「ピンクリボン」特別塗装機。これまで、成田・関空・バンコクのみへ投入されていましたが、運航終了を前に福岡線に投入されました。20日と25日には、新千歳線にも投入されています。
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10月25日・八丈島空港
フジドリームエアラインズ エンブラエルE175型機 「機体記号：JA08FJ」
10月23日から3週間、隔日で運航されるFDAのチャーター便が運航を開始。この日は、小松空港から8号機ティーグリーンが飛来。初日は、10号機「JA10FJ」シルバーが投入されました。
10月25日・鹿児島空港
トキエア ATR 72-600型機 「機体記号：JA01QQ」
新潟空港を拠点に就航に向けて準備を進める同社。一定期間ごとに耐空性を確認する、耐空検査のため飛来しました。飛来理由について、耐空検査の一部作業を鹿児島空港で実施するためとしています。トキエア自体も鹿児島へ初飛来となりました。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか？
