特別塗装機が多い大韓航空の長距離国際線仕様機が、冬ダイヤになり日本各地で飛来の機会が増えています。奄美空港に飛来した航空自衛隊の戦闘機、ついに飛行訓練を開始した日本航空(JAL)とヤマトホールディングスが共同で運航する貨物専用機など、話題の多かった直近の2023年11月17日〜23日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
11月17日・徳島空港
スターラックス航空 エアバスA321neo型機 「機体記号：B-58213」
台湾からの訪日観光客(インバウンド)向けの専用チャーター便が運航されました。12月15日(金)まで計13往復の運航が予定されています。
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11月19日・奄美空港
航空自衛隊 F-15Jイーグル戦闘機 「機体記号：82-8899」
自衛隊統合演習の一環として、奄美空港でも民間空港使用を想定した戦闘機離発着訓練が行われました。他にも、大分空港や岡山空港でも実施されています。
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11月19日・成田空港
大韓航空 ボーイング777-300ER型機 「機体記号：HL8346」
冬ダイヤから長距離国際線用の777-300ERが定期的に日本路線へ投入されています。この機体は、大韓航空がボーイングから受領した200機目の機体で、記念するロゴが機首部分に描かれています。22日には福岡空港にも飛来しています。
11月19日・成田空港
スカイ・リース・カーゴ ボーイング747-400ERF型機 「機体記号：N903AR」
11月5日にウィングレットが赤い「N904AR」がセントレアへ飛来しましたが、今回はウィングレットが白い機体がやってきました。18日にメキシコシティから直行で到着し、翌19日に中国・厦門へ出発しています。
11月20日・厚木基地
オーストラリア空軍 ボーイングP-8A哨戒機 「機体記号：A47-001」
海上自衛隊、アメリカ海軍、カナダ軍、オーストラリア軍で行われた「実動演習(共同演習)」。神奈川県の厚木基地を拠点として行われ、他にカナダ空軍のCP-140哨戒機とC-17輸送機も飛来しています。
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11月20日・那覇空港
トキエア ATR72-600機 「機体記号：JA01QQ」
新潟/札幌(丘珠)線への就航を目指すトキエアですが、機体整備を行うため初号機が台湾・台南空港までフェリーされました。その途上、那覇空港に立ち寄りその後台南へ向かいました。
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11月22日、23日・成田空港、北九州空港
スプリング・ジャパン エアバスA321P2F型機 「機体記号：JA81YA」
2024年4月11日(木)から就航予定の貨物専用機が、路線訓練を開始しました。初日は成田と関空の間を往復し、23日から成田と関空、北九州間で訓練を実施します。フェリー時にはなかった「スプリング・ジャパン」のロゴマークが、胴体後部に追加されています。
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11月23日・鹿児島空港
アメリカ企業所有 ダグラスDC-3型機 「機体記号：N882TP」
1945年製造、機齢78年の古参機が大館能代空港から鹿児島空港まで飛行しました。大館能代までの往路は、長崎空港へ寄港していましたが、鹿児島空港への飛来は初めてとなりました。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか？
