AIRDO(エアドゥ)は、保有する4機のボーイング767-300ER型機を普通席のみ288席仕様に統一しました。これにより、8機保有する144席仕様のボーイング737-700型機と共に、普通席のみが設置された計12機体制になりました。
2021年10月以降に全日本空輸(ANA)から移籍した2機の767-300「機体記号:JA605A、JA607A」について、機体前方に“プレミアムクラス”を設置したANA時代そのままの客室仕様で就航。“プレミアムクラス”部分の10席は、優先席として座席指定ができない状態で運用されていました。「JA605A」は2023年11月21日から、特別塗装機“ロコンジェット北海道”の「JA607A」は11月2日から、“プレミアムクラス”を撤去、普通席を増設して運用を再開しています。
両機ともに、沖縄県にある「MRO Japan」での重整備に合わせて客室改修を実施。「2-1-2」配列で2列10席設置されていた“プレミアムクラス”の代わりに、「2-3-2」配列で4列28席の普通席を新たに設置しました。両クラス間にあったパーティションも合わせて撤去されています。これにより、プレミアムクラス10席、普通席260席の2クラス270席仕様から、全席普通席288席仕様となりました。
2019年から運航している元ANA767-300の2機「JA612A、JA613A」については、移籍当初から全席普通席288席仕様で運用しています。