ボーイング、米空軍からKC-46A空中給油機 15機追加受注!世界で153機運用へ

ボーイング、米空軍からKC-46A空中給油機 15機追加受注!世界で153機運用へ

ニュース画像 1枚目:アメリカ空軍のKC-46A空中給油機
© Boeing
アメリカ空軍のKC-46A空中給油機

ボーイングは2023年11月29日、アメリカ空軍からKC-46A(ペガサス)空中給油機を15機受注したことを明らかにしました。23億アメリカドルの契約で、この追加により世界でのKC-46A運用数は153機になります。アメリカ空軍は今後、KC-46Aの増備でKC-135(ストラトタンカー)空中給油機を置き換える計画です。

現在、KC-46Aを運用しているのは、76機を保有するアメリカ空軍と日本の航空自衛隊のみ。航空自衛隊では2021年から導入を開始し、「機体記号:14-3611」と「24-3612」の2機を美保基地(鳥取県境港市)に配備しています。さらに2024年にかけて4機を受領する予定で、最終的には6機を運用する計画。2024年以降、世界で3番目の運用者として、イスラエル空軍が加わる予定です。

KC-46Aは、ボーイング767-200型機をベースに開発。767-300ER(主翼)や787(コクピット機器)の技術を取り入れています。KC-767よりも機体は若干大きく、燃料搭載量も増加させた派生タイプです。

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