中国国産機C919&ARJ21、初の本土外展示へ!香港・ビクトリアハーパー上空での展示飛行も

中国国産機C919&ARJ21、初の本土外展示へ!香港・ビクトリアハーパー上空での展示飛行も

ニュース画像 1枚目:中国商用飛機(COMAC)のC919型機
© COMAC
中国商用飛機(COMAC)のC919型機

香港政府は2023年12月12日(火)から17日(日)まで、中国国産機が初めて本土以外である香港へ飛来することを発表しました。香港へ飛来するのは、中国商用飛機(COMAC)が製造するC919型機とARJ21型機です。同期間中に香港で開催される様々な国際会議に合わせたもの。香港国際空港内での地上展示のほか、C919による香港市街地にあるシンボル「ビクトリア・ハーパー」上空での展示飛行が予定されています。

2機の中国国産機は、12日(火)午後に香港へ到着後ウォーターサルート(放水)による歓迎を受けます、その後、13日(水)から15日(金)まで駐機され、国内外の関係者向けに機体が披露されます。16日(土)は晴天の場合、10時30分から11時ごろにかけて香港島を2周する展示飛行を実施します。17日(日)午後には中国・上海へ戻る計画。中国本土以外で初めてお披露目される両機を、国内外へアピールする狙いです。

ニュース画像 1枚目:中国商用飛機(COMAC)のARJ21型機
© COMAC
中国商用飛機(COMAC)のARJ21型機

機体後部にエンジンを配したリアジェット機ARJ21は、2016年6月に運航を開始。主に中国国内線で117機が運航されています。エアバスA320型機に匹敵するC919は、2023年5月から中国東方航空で2機が中国国内線で運用されているほか、103機を発注しています。

期日: 2023/12/12 〜 2023/12/17
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