ベトナム航空は2023年12月16日、島根県および旅行会社MSツーリストと、渡航需要の拡大を目指す覚書を締結したと発表しました。11月の鹿児島県との協定に続く2例目で、観光客増加を目指し、様々な共同プロモーションを実施します。
島根県は在留ベトナム人が多いなど、相互の誘客が多く見込まれるとし、シーズンチャーターやプログラムチャーターの実施、最終的には定期便の就航を目指すとしています。すでに関係者向けの県内視察ツアーなどが開催されたほか、年度内には出雲/ハノイ間でのチャーター便運航を目指しています。
出雲縁結び空港の国際線は、2023年10月にチャイナエアラインによる台北往復のチャーター便が3年8か月ぶりに運航されたほか、ベトナム航空もハノイへの運航実績があります。日本とベトナムは、今年で外交関係樹立50周年を迎え、チャーター便の運航や定期便就航を目指す動きなど、交流が活発になっています。