成田空港に復活したジャンボ機や、準常連となったデルタ機の飛来など、話題の多かった直近の2023年12月29日〜2024年1月4日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
12月29日・新千歳空港
海南航空 ボーイング737-800型機 「機体記号:B-7172」
約4年ぶりの新千歳への乗り入れとなった海南航空。12月25日から、週2便で杭州線の運航を再開しています。
12月30日・仙台空港
タイ国際航空 ボーイング777-200ER型機 「機体記号:HS-TJS」
定期便運休後、2年9か月ぶりにチャーター便として運航された昨年の年末年始に続き、今年も運航されました。復路便として1月3日にも運航されています。
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12月30日・羽田空港
ターキッシュ・エアラインズ ボーイング777-300ER型機 「機体記号:TC-LJJ」
日没後に離発着する同社の定期便が、遅延により日中帯に羽田空港から出発しました。特別塗装機「UEFAチャンピオンズリーグ」であったこともあり、多くの航空ファンが撮影しました。
12月30日・松山空港
ベトジェットエア エアバスA320-200型機 「機体記号:VN-A663」
年末年始を日本で過ごす訪日観光客(インバウンド)向けのチャーター便として、ホーチミンから飛来しました。復路便も1月3日に運航されています。
12月30日、1月1日・成田空港
デルタ航空 ボーイング767-300ER型機 「機体記号:N169DZ」
デルタ航空 エアバスA330-900neo型機 「機体記号:N427DX」
ホノルルから羽田空港へ向かっていた定期便の機体が、成田空港に目的地を変更して着陸しました。また、元日にはフランス・トゥールーズで製造されたばかりの新造機A330-900neoが飛来しました。デルタ航空は現在、成田空港発着の定期便を運航しておらず、珍しい飛来になりました。新造機は成田空港内の同社整備施設で、アメリカへ向かう前に使用前整備を行います。
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1月3日・成田空港
ジップエア ボーイング787-8型機 「機体記号:JA828J」
同社8号機目となる787-8が成田空港に到着しました。日本航空(JAL)で使用されていた機体で、中国・厦門での重整備に合わせて所属と共に塗装が変更されています。
1月3日・成田空港
アシアナ航空 ボーイング747-400型機 「機体記号:HL7428」
大阪(関西)線に投入されていた、同社最後の旅客型747-400。年明けから成田線への投入が再開されました。OZ102/101便へ、エアバスA380-800型機と共に曜日を限定して投入されています。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?