航空データと分析ソリューションを提供するCirium(シリウム)は、2023年の定時運航率ランキングを発表しました。このうち、アジア・太平洋地域の航空会社のランキングである「アジア・パシフィック・エアラインズ・レポート(ASIA PACIFIC AIRLINES REPORT)」では、1位に全日本空輸(ANA)、2位に日本航空(JAL)と続き、日本の航空会社がトップ2を獲得。昨年1位に輝いたLCCのタイ・エアアジアは、3位にランクインしています。
■シリウム 定時運航率ランキング アジア・太平洋地域
ランキング | 航空会社 | 定時到着率 | 便数 |
---|---|---|---|
1位 | ANA | 82.75% | 302,279 |
2位 | JAL | 82.58% | 308,302 |
3位 | タイ・エアアジア | 82.52% | 113,871 |
4位 | インディゴ | 82.12% | 678,446 |
5位 | ニュージーランド航空 | 79.68% | 175,876 |
6位 | ガルーダ・インドネシア航空 | 78.67% | 61,525 |
7位 | シンガポール航空 | 78.57% | 99,653 |
8位 | フィリピン航空 | 77.46% | 106,720 |
9位 | ベトナム航空 | 77.46% | 150,674 |
10位 | キャセイパシフィック航空 | 76.32% | 73,578 |
ANAとJALは、全世界の航空会社の定時運航率ランキングでも7位と8位にランクイン。2社間の定時運航率の差は約0.2%と、僅差での争いでした。また、3位のタイ・エアアジア及び4位のインディゴは、LCCでありながらANAとJALに肉薄する定時運航率を記録しています。