2023年航空機納入、A320neo&787大幅増加 果たしてどちらが多かった?

2023年航空機納入、A320neo&787大幅増加 果たしてどちらが多かった?

ニュース画像 1枚目:エアバス 新造機 イメージ
© AIRBUS
エアバス 新造機 イメージ

大手航空機メーカーのエアバス社とボーイング社は、2023年の民間航空機納入数を発表しました。エアバスの納入数は合計735機、ボーイングの納入機数は合計528機で、2022年に引き続きエアバスの納入機数がボーイングを上回っています。

エアバスの納入機数の内訳は、ナローボディのA220ファミリーが68機、A320ファミリーが571機、ワイドボディ機では、A330ファミリーが32機、A350ファミリーが64機。全体の約4分の3を占めているA320ファミリーの納入機数は、2022年から50機以上伸びています。年別での推移を見ると、2020年のコロナ禍以来、2022年までの納入機数は500~600機台でしたが、2023年には4年ぶりに700機を突破。2022年との比較でも74機伸びており、コロナ前の2019年の水準に戻りつつあります。日本の航空会社では、日本航空(JAL)にA350-1000型機「機体記号:JA01WJ」が、スターフライヤーにA320neo型機「JA28MC」が納入されているほか、ピーチがA320neoを新たに7機受領しています。

一方のボーイングの内訳は、737が396機、747が1機、767が32機、777が26機、787が73機でした。737MAXの納入機数が堅調に伸びているほか、2020年から2023年初頭にかけて断続的に納入が停止していた787の納入が本格的に再開し、2022年比で2倍以上の納入機数に回復しています。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA)が787-9型機「JA934A」「JA924A」を受領、ジップエア初の新造機「JA850J」も納入されています。なお、747は2023年2月1日にアトラス航空に納入された「N863GT」が最終号機となり、エアバス、ボーイングによる超大型機の新造が全て終了しました。

ニュース画像 1枚目:最後の747型機 アトラス航空 747-8 ペイント前
© Boeing, Photo by PaulWeatherman
最後の747型機 アトラス航空 747-8 ペイント前

2023年はエアバス・ボーイング共に納入機数を順調に増やす結果となり、コロナ禍などからの需要回復がうかがえます。

■民間航空機2大メーカー、2019〜23年の納入機数

エアバス2023年2022年2021年2020年2019年
A220ファミリー6853503848
A320ファミリー571516483446642
A330ファミリー3232181953
A350ファミリー64605559112
A38000548
Total735661611566863
ボーイング2023年2022年2021年2020年2019年
73739638726343127
74715757
7673233323043
7772624242645
78773311453158
Total528480340157380
この記事に関連するニュース
メニューを開く