2種類のジンベエジェットが、岩手県の花巻空港へチャーター便として飛来しました。地方空港での新顔やレア顔や、ついに運航を開始したJALのフラッグシップA350-1000など、話題の多かった直近の2024年1月19日〜25日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
1月19日、22日・花巻空港
日本トランスオーシャン航空(JTA) ボーイング737-800型機 「機体記号:JA05RK・JA06RK」いわて花巻空港から石垣空港へのチャーター便が運航されました。特別塗装機「2代目 ジンベエジェット」がアサインされ、同空港初飛来になりました。復路便として22日には、特別塗装機「2代目 さくらジンベエジェット」が投入され、こちらも初飛来でした。
1月19日・静岡空港
チャイナエアライン ボーイング737-800型機 「機体記号:B-18653」富士山静岡空港と台湾・高雄を結ぶ連続チャーター便の運航が始まりました。3月29日(金)まで、水曜日・金曜日・日曜日の週3便を運航する計画です。初便到着時には、ウォーターサルート(放水)による歓迎が行われました。
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1月19日・松山空港
全日本空輸(ANA) ボーイング777-300型機 「機体記号:JA755A」国内最大、514席仕様の777-300が羽田/松山線へ投入されました。2023年にも数回同機で運航されており、珍しい飛来になりました。21日にも投入されています。
1月20日・大分空港
大韓航空 エアバスA321neo型機 「機体記号:HL8529」2019年2月以来、5年ぶりに運航を再開した同社による大分/ソウル(仁川)線。月・木・土曜日の週3便で、エアバスA321neoが投入されています。
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1月20日・成田空港
フェデックス・エクスプレス ボーイング777F型機 「機体記号:N886FD」11月8日から運航を開始した同社の特別塗装機「パンダ・エクスプレス」ですが、通常塗装に戻されているのが確認されました。1月上旬に塗装が剥がされたものとみられ、通常塗装で関西国際空港と成田空港に飛来しています。
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1月24日・羽田空港
日本航空(JAL) エアバスA350-1000型機 「機体記号:JA01WJ」いよいよJALのフラッグシップが羽田/ニューヨーク(JFK)線に就航しました。2号機「JA02WJ」の投入も間もなく開始される予定です。これにより、既存のボーイング777-300ER型機が同路線から退きます。
1月24日・羽田空港
山東航空 ボーイング737-800型機 「機体記号:B-1360」中国・済南から大阪へ向かう定期便が羽田空港に目的地を変更して着陸しました。以前、羽田空港や成田空港に就航していた同社ですが、現在は関西国際空港にのみ乗り入れており、久々の飛来になりました。
1月25日・福岡空港
全日本空輸(ANA) ボーイング767-300F(ER)型機 「機体記号:JA604F」ANA CARGOが福岡に飛来しました。羽田から関空経由で福岡へ、2時間ほどの滞在の後、羽田まで直行で運航されています。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?