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グローバル・エアラインズ イメージ
総二階建て旅客機・エアバスA380-800型機で新規就航を目指すイギリスの航空会社「グローバル・エアラインズ」は2024年2月15日、初のテスト飛行を実施しました。
テスト飛行を行ったのは、取得済みの2機のうち「機体番号：9H-GLOBL」で、アメリカ・モハ―べ空港を離陸し、空港上空を周回する約21分間のフライトを行いました。この機材は元中国南方航空「B-6140」で、退役後はモハーベで保管されていたもの。「9H-GLOBL」の運航復帰作業はハイ・フライ・マルタの協力を得て行われており、同機は今後数週間以内にアメリカを離れるとしています。
© FlyTeam NIKEさん
中国南方航空「B-6140」時代の「9H-GLOBL」
グローバル・エアラインズは「9H-GLOBL」のほか、元ハイ・フライ・マルタの「9H-MIP」も取得しており、こちらには同社のカラーリングが施されています。同社はこの2機を含めた4機のA380を使用し、2024年春からロンドン(ガトウィック)/ニューヨーク(JFK)線などの太西洋横断路線を開設すると発表しており、現在は保有する機材の整備や客室改修などが行われています。ホームページ上では座席仕様についても明かされており、ファースト・ビジネス・エコノミーの3クラス合計約470席仕様で運航する計画です。
