今回の話題は、運航予定が公開されていたフジドリームエアラインズの4号機「JA04FJ」最終運航や、貨物機へ改修し新設された貨物用ドアや既存塗装を少し残したパッチワーク状態で飛来した元TUI機などでした。直近の2024年3月8日〜14日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
3月8日・新潟空港
トキエア ATR72-600型機 「機体記号：JA01QQ」整備委託先の台湾・台南から、初号機が日本へ戻ってきました。同日から、すでに就航中の新潟/札幌(丘珠)線を2機体制で運航します。
3月9日・徳島空港
スターラックス航空 エアバスA321neo型機 「機体記号： B-58208」同日からスターラックス航空による、台北へのチャーター便の運航が開始されました。4月17日まで、徳島阿波おどり空港15時着、16時15分発で計17往復運航する計画です。
3月9日・名古屋飛行場
フジドリームエアラインズ エンブラエルE170型機 「機体記号：JA04FJ」機齢18年の同社最高齢、初の退役機がこの日最終運航を迎えました。最終便は名古屋(小牧)/出雲線で、特別に開放時間を延長した展望デッキからも、多くの航空ファンが到着を見届けました。
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3月10日・羽田空港
アルファ・スター エアバスA320-200CJ型機 「機体記号：HZ-A2」サウジアラビアのVIP向けに運航されている機体が、羽田空港に飛来しました。同社機の飛来は、2023年11月以来でした。
3月11日・成田空港
大韓航空 ボーイング747-8型機 「機体記号：HL7638」同社の747-8が2日連続で成田へ飛来しました。3月は一部日程での投入が予定されており、前日の10日には「HL7633」が飛来しています。
3月12日・広島空港
中国国際航空 ボーイング737-800型機 「機体記号：B-5390」同社の特別塗装機「金牡丹」が広島へ飛来しました。胴体先端のレドーム部分をよく見ると、通常塗装のものが取り付けられており、とても珍しい光景になりました。
3月12日・成田空港
ジップエア ボーイング787-8型機 「機体記号：JA851J」ZIPAIRでは3月4日から、女性活躍支援プロジェクト「Girls Be Ambitious」とタイアップした特別塗装機を運航しています。期間は9月4日までで、同社の全路線へ投入される予定です。
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3月13日・成田空港
オリックス・アビエーション ボーイング737-800型機 「機体記号：VP-CLQ」「OO-JAA」として、TUI(トゥイ・エアラインズ・ベルギー)で活躍後、中国・上海で貨物機へ改修された機体が成田へ飛来しました。新設された貨物用ドアや既存塗装が少し残り、まるでパッチワークのような珍しい姿。同機はその後、アメリカ・アンカレッジを経由して、フェニックスまでフェリーされています。
3月14日・仙台空港
航空自衛隊 C-2輸送機 「機体記号：18-1215」航空自衛隊のC-2輸送機が、埼玉県の入間基地から飛来しました。飛来目的は不明ですが、県内の松島基地ではなく仙台空港への飛来は珍しいものになりました。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか？
