【注目された飛来機情報】F1チャーター開始！初飛来の機体やA380の共演など

配信日： 2024/03/29 20:31
特別塗装機飛来情報新路線・増減便・運休チャーター・特別輸送

成田国際空港 2024年3月23日撮影 HL7626 エアバスA380-841 アシアナ航空

成田空港での韓国A380の共演、ながーい787-10の国内線就航やセントレアで始まったF1貨物チャーター便運航などが話題になりました。地方空港に飛来した珍しい機体など、直近の2024年3月22日〜28日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。

3月22、23日・成田空港

大韓航空　エアバスA380-800型機　「機体記号：HL7621&HL7619」

普段、日本路線へ投入されていないA380が機種変更で成田へ飛来しました。大韓航空の同機飛来は、2月18日の「HL7622」以来でした。翌23日にも続けて投入されました。

成田国際空港 2024年3月22日撮影 HL7621 エアバスA380-861 大韓航空

3月23日・静岡空港

ベトジェットエア　エアバスA320-200型機　「機体記号：VN-A658」

富士山静岡空港発着で初めての双方向チャーターが運航されました。インバウンド(訪日観光客)はニャンチャンから、アウトバウンド(日本発観光客)はダナンへそれぞれ1往復ずつ運航。27日には復路便が運航されました。

静岡空港 2024年3月23日撮影 VN-A658 エアバスA320-214 ベトジェットエア

3月24、27日・羽田空港

全日本空輸(ANA)　ボーイング787-10型機　「機体記号：JA983A・JA981A」

国内線へ初導入されるANAの787-10、2機目が羽田へ飛来しました。20日夜に羽田へ到着した初号機「JA981A」と同様、製造されたチャールストンから、ロサンゼルス・ホノルルの2地点を経由してフェリー。就航初便は27日の羽田/新千歳線で、初号機「JA981A」が投入されました。

羽田空港 2024年3月24日撮影 JA983A ボーイング787-10 全日空

羽田空港 2024年3月27日撮影 JA981A ボーイング787-10 全日空

新千歳空港 2024年3月27日撮影 JA981A ボーイング787-10 全日空

3月24日・羽田空港

全日本空輸(ANA)　ボーイング767-300ER型機　「機体記号：JA608A」

2022年3月25日から運航を開始した特別塗装機「鬼滅の刃じぇっと -弐-」が、26日に2年間の活躍を終えて最終運航を迎えました。事前に公表されていた25日は、羽田/宮崎・米子・鹿児島線の3往復6便、最終26日は羽田/米子・大阪(関西)線の2往復4便へ投入後、塗装を剥がす整備を行うため那覇空港までフェリーされました。

米子空港 2024年3月24日撮影 JA608A ボーイング767-381/ER 全日空

3月25日・成田空港

中国国際航空　エアバスA350-900型機　「機体記号：B-32AS」

コロナ禍前まで、関西国際空港へ定期投入されていたエア・チャイナのA350。普段、エアバスA321-200型機にて運航されている成田/上海(浦東)線で、機材変更として成田へ初めて飛来しました。同機は2022年12月にデリバリーされて以来、日本への飛来としても初めてでした。

成田国際空港 2024年3月25日撮影 B-32AS エアバスA350-941 中国国際航空

3月26日・福岡空港

山東航空　ボーイング737-800型機　「機体記号：B-7977」
深圳航空　ボーイング737-800型機　「機体記号：B-5772」
中国南方航空　エアバスA321neo型機　「機体記号：B-32FV」
中国国際航空　エアバスA330-300型機　「機体記号：B-8385」

強風により本来、関西国際空港へ向かうはずだった青島発の山東航空、南京発の深圳航空、広州発の中国南方航空が福岡空港へダイバート(目的地外着陸)しました。いずれも通常は福岡に乗り入れていないほか、北京発の中国国際航空A330-300もダイバートしており、普段見られない顔ぶれが揃いました。その後、全機が関空へ再運航しています。