日本航空(JAL)が保有するボーイング767-300ER型機「機体記号:JA621J」が、2024年8月7日未明に羽田空港からシンガポールのパヤ・レバー空港にフェリーされました。 JL8155便として羽田空港を2時8分に出発、パヤ・レバー空港には7時45分に到着しています。
パヤ・レバー空港では、現在JALが運航している767-300ERの貨物専用機「JA653J」と「JA654J」が旅客機から貨物機へ改修されており、「JA621J」も同様に改修されるものとみられます。JALは767-300ERを合計3機、貨物機に改修して運航するとしています。
「JA621J」は2009年3月に導入されたJALの767-300ERの中では比較的新しい機体。国内線・国際線問わず幅広い路線で運用されていました。これまでに貨物機に改修された767-300ER「JA653J」「JA654J」はいずれもウィングレットを装着していませんでしたが、「JA621J」はウィングレットを装着。貨物機に改修されると、JAL初のウィングレット付きの767貨物機となります。