全日空(ANA)は運輸安全委員会が2012年8月31日、エアーニッポン運航の737-700型、機体番号(レジ)「JA16AN」の重大インシデントの経過報告を受けて、改めて委員会の調査に全面協力していると告知しています。
重大インシデント発生後、グループの全運航乗務員を対象にした点検フライトを実施したほか、基本動作の徹底、機体姿勢の回復について効果的な訓練を行うための調査などの対応がとられています。
また、ANAではこの重大インシデントで発生直後の迅速、正確な報告にも課題があるとして、機体から運航速度などの情報を発信するシステムを充実させたとしています。
なお、ANAでは再発防止策を徹底し安全運航に努めるとしています。