ハワイアン航空、羽田/コナ線の開設を申請-アメリカ運輸省の判断待ち

ハワイアン航空、羽田/コナ線の開設を申請-アメリカ運輸省の判断待ち

ハワイアン航空は2012年9月13日、アメリカ運輸省に対して羽田/コナ線の開設を申請したと正式に発表しました。これはデルタ航空が羽田/デトロイト線の運休を申請したことによるアメリカ側企業の羽田発着枠の使用権を巡る申請です。こうした申請では、地元から路線開設の支持を集め、申請書に添付しますが、その支持する手紙が175通にのぼったとしています。

コナには日本航空(JAL)が直行便を1996年に開設しましたが、2010年9月に撤退。日本とハワイの隣島を結ぶ唯一の路線の撤退で、ハワイへの便は全てホノルル線のみとなっています。

ハワイアン航空ではデイリー運航で羽田/コナ線を運航。申請が通れば2013年3月15日から運航を開始する計画で、機材は294席のA330-200型を使用します。

現在、デルタ航空が返上した羽田/デトロイト線の発着枠を巡り、アメリカの4社が申請。ハワイアン航空以外に、ユナイテッド航空が羽田/サンフランシスコ線、アメリカン航空が羽田/ロサンゼルス線、デルタ航空が羽田/シアトル線をそれぞれ申請しています。

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