伊丹空港内の草が肥料「伊丹空港1号」 国内空港で初の肥料登録

伊丹空港内の草が肥料「伊丹空港1号」 国内空港で初の肥料登録

大阪国際(伊丹)空港内の緑地から、年間約800トンの刈り草が肥料「伊丹空港1号」として開発され、2012年7月25日に農林水産省で肥料登録が行われました。伊丹空港では、これまで過去3年に渡り試行を重ね、日本の空港で初めて肥料として実用化に成功しました。

この刈草は従来、焼却処分などをしていましたが、資源活用によりCO2排出削減につながります。また、伊丹空港1号は「完全無農薬・無臭で栄養価の高い、高品質の肥料である」との評価を得たそう。

肥料としての活用は、空港内の遊休地を利用した「そら農園」で作物を育てるほか、空港内の植栽、関西国際空港2期島に10月23日にオープンする「エコパーク」で使用。

なお、刈り草は肥料に加え、一部は兵庫県内の牧場に提供、乳牛の飼料として活用しています。

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