ノースロップ・グラマン、AWACSレーダー40周年を祝う

ノースロップ・グラマン、AWACSレーダー40周年を祝う

ノースロップ・グラマンは2012年10月16日、空中警戒管制システム(AWACS)レーダーの40周年を祝うセレモニーを開催しました。

ノースロップ・グラマンのリンティカム電子システム部門(当時はウエスティングハウス・エレクトリックの一部)は、1972年にAWACSレーダーの開発・製造メーカーに選ばれました。最初のAN/APY-1レーダーは1976年にボーイングへ出荷され、1978年にアメリカ空軍で運用可能になりました。それ以来AWACSは空中監視の要となり、アメリカ空軍、NATO、イギリス空軍、フランス空軍、サウジアラビア空軍、航空自衛隊にレーダーを供給してきました。

AWACSレーダーは3次元、長距離、360度をカバーし、20万平方マイルもしくは全方向に250マイルの地域を監視することができ、E-3やE-767に搭載されています。

AWACSレーダーは40年前の技術で作られていますが、ノースロップ・グラマンのチームによりアップデートが重ねられ、この先何年も役割を果たすことができるとしています。1999年にはアメリカ空軍とNATOが共同開発したレーダーシステム改善プログラム(RSIP)を受けたE-3第1号機が誕生しました。これによりアメリカ空軍は2035年までE-3を運用し続けます。

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