エアバスはA330の最大離陸重量を242トンに引き上げると発表しました。2012年7月に240トンに引き上げると発表していましたが、新たな計画ではA330-300とA330-200とも242トンにまで引き上げ、航空会社へは計画通り2015年から引き渡します。
中央翼のタンクを活用した燃料を多く搭載するオプションにより、A330-300は500ノーティカルマイル、約926キロ、A330-200は350ノーティカルマイル、約648キロ、それぞれ現行機材から航続距離が伸びます。
これによりクアラルンプール発フランクフルト行き、パリいきといった東南アジアとヨーロッパを結ぶ西周りの路線に投入することができ、帰路便では貨物も搭載してフライトが可能としています。