ライアンエアは2011年4月4日の予約から、全ての乗客から一律2ポンドを上乗せ徴収する追加運賃を発表した。同社は2010年4月から5月の噴火、11月から12月の雪による空港閉鎖、ベルギー、フランス、ドイツ、スペインの各空港でのストライキによる欠航、遅延で約1億ポンドの追加負担があったとしている。
同社は「『滑走路の除雪を上手に出来ない空港』の代わり補償することはおかしい」と不満たらたら。さらに、航空会社の責任や管理できない理由による補償の支払いについて決めたEUのルールに対して「おかしい」と抗議。ただし、やむなく補償や食事の提供、ホテルの手配などは空港や政府に請求できず、旅客に負担してもらうしかない、と説明している。