カタール航空、新ドーハ国際空港のオープン遅れで損害賠償請求

カタール航空、新ドーハ国際空港のオープン遅れで損害賠償請求

カタール航空は2012年12月29日、新ドーハ国際空港のオープンの遅れについて、ドイツとUAEのジョイント・べンチャー企業のリンダー・デパ・インテリアズ(Lindner Depa Interiors:LDI)を総額6億米ドル、日本円で約515億円の損害賠償を求める訴訟を起こしたことを発表しました。新ドーハ国際空港は現在のドーハ国際空港の海側に建設されているもので、2012年12月の供用開始をめざしていましたが、最大で1年は遅れる見込みです。

LDIは2012年夏までに19の空港ラウンジの建設を終了する予定でしたが、工期を守ることが出来なかったと言うもの。カタール航空ではこの建設の遅れで、路線拡張による収益増大が望めないほか、建設費の増大などの影響がでていることに加え、旅客へ多大な不便を強いていると主張しています。

カタール航空では、新空港のオープンは2013年後半としており、世界で最も利便性の高い空港になるとしています。

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