RAFスピットファイア・パイロット、元旦に100歳を祝う

RAFスピットファイア・パイロット、元旦に100歳を祝う

イギリス空軍の公式サイトによると、第二次世界大戦でスピットファイアに搭乗して戦った老パイロットが、元旦に100歳を祝いました。

ミエチスワフ・ジャニ(Mieczyslaw Juny)氏は、1913年Ⅰ月1日生まれのポーランド人です。1939年26歳のときに第二次大戦に参戦し、ポーランドがドイツに降伏するとハンガリーに脱出するも捕らえられ、再び脱走してアフリカへ向かいました。その後、南アフリカから乗った船が雷撃で沈められ、命からがらイギリスへ到着しました。

イギリスでは亡命ポーランド空軍の大尉として、4年間スピットファイアに乗って戦いました。戦後は政治的理由でイギリスに留まり、亡命ポーランド人を援護する仕事に付き、1975年に大英帝国勲章団員(MBE:Member of the Most Excellent Order of the British Empire)を受賞しました。2011年には母国ポーランドからも、大戦中の功績が称えられプロ・メモリア銀賞を受賞しています。

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