国土交通省は、日本航空(JAL)のボーイング787-8で、2013年1月9日にボストン・ローガン国際空港に続き、1月13日には成田空港で整備作業中に燃料漏れが発生したことを受け、調査チームを立ち上げたことを発表しました。
この機体は機体記号(レジ)「JA824J」で、国土交通省では早期の原因究明、日本で運航する787の安全性、公共交通としての信頼性の確保に万全を期すことが狙い。
この調査は運輸安全委員会の協力を得ながら独自に実機を使い、航空機の設計、整備・運航にかかわる航空局専門職員、運輸安全委員会の航空事故調査官により調査。アメリカ連邦航空局(FAA)、ボーイングとも連絡を撮りながら、設計、整備、運航を含めた総合的な原因調査、必要な対策を行うとしています。
787を巡ってはFAAがボーイングと共同で、電気系統、バッテリー、配電盤を特に重点的に総合的な調査をスタートしています。
