アメリカ運輸安全委員会(NTSB)は全日空(ANA)が2013年1月16日、787で運航していた山口宇部発羽田着のANA692便が高松空港に緊急着陸したことについて、調査官を日本に派遣すると発表しました。
このANA692便のJA804Aでは、コクピットでバッテリーをはじめとしたシステムに影響があり、コックピットや客室で焦げなどの異臭があったとの一報があることから、調査に協力すると決めたもの。
この件は重大インシデントに指定され、日本の運輸安全委員会により調査が主導されますが、NTSBでは担当者をアメリカ連邦航空局(FAA)、ボーイングの担当者とあわせて派遣。日本には1月18日、金曜日に到着する予定です。
NTSBは現在、1月7日にボストン・ロ−ガン国際空港で起きた日本航空(JAL)の787-8、機体記号(レジ)「JA829J」の出火事故について調査を行っています。