スカイマークは2011年4月12日に開催した中期経営計画説明会で、11月から成田空港を発着する新千歳、旭川、那覇、福岡の4路線で、開設から3ヶ月間は一部座席で片道980円で販売すると発表した。各社が伝えている。
スカイマークは成田空港を拠点に今後、国際線に就航を計画。それを前に神戸での拠点強化や日本国内でのあらたな就航地を模索している。ただし、2011年2月に就航開始した羽田/中部線の搭乗率が7％に留まるなど、顧客獲得で大きな進展は見られない。このため、格安航空会社(LCC)としてわかりやすい激安価格を打ち出すことで、就航直後の顧客の伸び悩みを解消する狙いとみられる。なお、同社は980円以外にも1万円以内の運賃を設定し、割安感を打ち出す方針だ。
