エアバス・ミリタリ、スペイン製最後のC212をデリバリー

エアバス・ミリタリ、スペイン製最後のC212をデリバリー

エアバス・ミリタリは2013年1月24日、スペインで製造された最後のC212-400がベトナム海上警察に引き渡されたと発表しました。正式引き渡しは2012年12月28日です。

C212-400 ベトナム海上警察

C212はスペインのCASAが開発し、1971年に初飛行させたターボプロップ双発の小型輸送機です。1974年10月にスペイン空軍とポルトガル空軍に引き渡されて以来、477機が40カ国92のオペレーターに引き渡されました。現在でもインドネシアで70機、アメリカで37機、スペインで26機が使用されています。

C212の生産は終了しましたが、シンプルで頑丈、低運用コスト、良好なSTOL性などの特徴はアップグレードしたNC212に受け継がれます。

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