アメリカの航空業界誌「Air Transport World(ATW)」は「エアライン・オブ・ザ・イヤー2013」の各賞を受賞した航空会社などを発表しました。2013年のエアライン・オブ・ザ・イヤーは、全日空(ANA)で2007年に続く2回目の受賞。
このほか、航空業界に大きな功績を残したジョセフ S マーフィー・ライフタイム・アチーブメント賞には前ルフトハンザCEOでスターアライアンス設立者のユルゲン・ウェーバーさん、格安航空会社(LCC)などを対象にするバリュー・エアライン・オブ・ザ・イヤーにスペインのブエリング航空、リージョナル・エアライン・オブ・ザ・イヤーにシルバー・エアウェイズ、エアライン・テクノロジー・リーダーシップ賞にルフトハンザ・ドイツ航空、エアライン・マーケット・リーダーシップ賞にKLMオランダ航空、アビエーション・テクノロジー賞にCTTシステムズがそれぞれ選ばれました。
このうち、ブエリング航空は格安でありながら高い品質を提供、シルバー・エアウェイズは本拠地のアメリカ・フロリダ州でサーブ340Bの導入で路線を拡大したこと、ルフトハンザは747-8Iの導入、Cシリーズの導入を決めるなど、特に環境に優しい機材導入が評価されました。また、KLMはソーシャルメディアの利用と「ミート&シート」などの展開が評価されました。
なお、アメリカ・ワシントンD.C.で3月26日、表彰式が開催されます。