カーゴルクス、747-400でソーラー・インパルスを輸送

カーゴルクス、747-400でソーラー・インパルスを輸送

カーゴルクスは2013年2月21日、スイス空軍のミリテール・ド・ペイエルヌ飛行場からアメリカへ「ソーラー・インパルス」を747-400、機体記号(レジ)「LX-VCV」で輸送したと発表しました。ソーラー・インパルスは太陽エネルギーを動力とした有人の固定翼機で、アメリカではサンフランシスコからワシントンDC、ニューヨークへ向け、3回から4回のストップオーバーで横断する計画です。

ソーラー・インパルスのアメリカでのチャレンジも魅力的ですが、カーゴルクスもこの輸送は、大きなチャレンジでした。ペイエルヌ飛行場は滑走路の全長が2,858メートルのため、燃料は最小限で離着陸。さらに駐機スペースも無いため、ペイエルヌでは、ソーラー・インパルスを搭載する5時間15分間は滑走路に駐機しました。もちろん、搭載している燃料でアメリカまでフライトできないため、給油のためルクセンブルグに立寄り、アメリカ・カリフォルニア州のモフェット・フェデラル飛行場へ向かいました。

ソーラー・インパルスのウェブサイトには、カーゴルクスのノーズドアを開け、ソーラー・インパルスを搭載する作業の様子が紹介されています。

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