UPS航空、767-300ER貨物機にウィングレットを装着

UPS航空、767-300ER貨物機にウィングレットを装着

UPS航空は2013年5月7日、保有する767にウィングレットを装着した機材での運航をはじめると発表しました。ウィングレットは主翼先端に装着された第2の翼で、燃費削減の効果にくわえ、二酸化炭素排出削減にもつながります。UPSでは1便の運航で、従来と比べおよそ4%を削減できるとしています。

UPS航空が公開している画像では機体記号(レジ)「N334UP」に装着、これに加え、「N304UP」にもウィングレットを装着しています。なお、UPSは現在、767を54機保有、5機を発注済み。この全ての機材は2014年末までにウィングレットを装着する予定です。

UPSは保有する747、MD-11、A300-600の主翼にはウィングチップを装着しており、燃費削減に一定の効果がありますが、ウィングレットはより燃費を削減する効果があります。

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