イギリス国防省、A400Mアトラス受け入れ準備に3億ポンドを支出

イギリス国防省、A400Mアトラス受け入れ準備に3億ポンドを支出

イギリス国防省は、エアバス・ミリタリA400Mアトラス輸送機を受け入れるために3億ポンド以上を支出します。

イギリス空軍はC-130ハーキュリーズの後継機として22機のA400Mを導入する予定で、1号機は2014年遅くに就役します。A400MはC-130のほぼ2機分にあたる32トンの物資を搭載して、4,500キロ以上飛行することができます。

イギリス国防省はA400Mを配備するオックスフォードシャーのブライズノートン基地に、2.26億ポンド(約320億円、1ポンド=141.2円換算)を投じて乗員訓練センターを建設します。ここにはパイロット訓練用の2基のフル・フライト・シミュレーター、ロードマスターやエンジニア用のワークステーションやシミュレーターも備えられます。

また、大型機対赤外線(LAIRCM)防御システムの開発、生産、組み込みに8,000万ポンド(約113億円)を支出します。

イギリス空軍はC-17グローブマスターとボイジャー(A330 MRTT)、A400Mで輸送機フリートを近代化し、世界中への展開能力を獲得します。

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